作曲への最短距離!

初心者でも作曲はできます!

作曲って、何が必要なの?(用語解説編)

そもそも曲って、どんなツールを使うと作ることができるのでしょうか。

 

ギターが弾ける人がいたとします。

「まあ上達してきたし、弾いてみたとかやってみたいなぁ」

「ぼちぼちオリジナル曲でも作ってみたいなぁ」

なんて思ったとします。

 

で、どうやるんでしょうかね?

 

少しググってみた人は「DAW」とやらを使えばいいことは

わかったかと思います。Digital Audio Workstationってやつですね。

フリーのもので有名なものですとDominoというのがあります。

私は使ったことがありませんが、フリーとは思えない程高機能らしいです。

ちなみに私は現在、Cubase pro 8.5を使用しています。

 

こいつを使えば録音できるらしい、ということはわかっても

なんだかんだ操作方法が難しかったり、録音できても

なんか思ってた音がとれなかったり、トラックを読み込めなかったり

様々な問題が起きて挫折したことがある人は多いかと思います。

 

詳しい説明をしているブログ等はたくさんあるはずなのに

なぜそうなってしまうのでしょうか。

 

私の経験上、MIDIVSTVST等の専門用語が連発されること、

そしてそのソフトがどんな役割を担っているのかを

知らないことが原因だと思います。

 

というわけで、作曲に関わるソフト等についてザックリ説明します。

 

まず、シンセサイザーについていきましょう。

シンセサイザーとキーボードの違いって説明できますか?

見た目はほぼ一緒な気がしますね。

鍵盤を押したら音がなるというところも一緒ですね。

 

では何が違うのか。

それは、鳴る音の種類です。

ザックリいきましょう。

 

キーボードは、サンプリングした音を各鍵盤に配置し、

打鍵した際にその音を出しています。

対してシンセサイザーは、音を自分で作ることができます。

 

音とは、波です。音波ってやつです。多分。

ピアノの音を波の形で解析し、シンセサイザーで似たような

波の形を再現するとピアノっぽい音が出ます。

かなり適当な説明ですが、こんな感じの違いがあります。

 

で、シンセサイザーの機能をパソコン上で使えるようにした偉い人がいます。

有名なものですと、MASSIVEなどがありますね。

当然、キーボードの機能をパソコン上で使えるようにした偉い人もいます。

 

このようにPCで動く「音を鳴らせるよ」なソフトをVSTiといいます。

 

そして、リバーブやエコー等の

「音を加工する機能をパソコン上で使えるよ」なソフトをVSTといいます。

 

そして、VSTiはパソコンとキーボードを繋ぐことで

ソフトで作った音を用いてキーボードを演奏できます。

 

また、キーボードなんて持ってないよな人は

楽譜を書いてその通りにパソコンさんに演奏させることができます。

 

このときの楽譜のことをMIDIといいます。

楽譜を読み込めるようにするソフトをシーケンサといいます。

パソコンと機材を繋ぐために使うものをオーディオインターフェースといいます。

 

で、これらを使うための機能はパソコンにはありません。

なので、「録音も楽譜を書くのもそれを読み込んで演奏するのも

音を加工するのも作った曲をmp3とかで保存するのも

全部できちゃうよ」なソフトが必要になってきますね。

そいつがDAWです。

 

とりあえず必要な予備知識はこんなものでしょうか。

間違った情報もあると思うので、詳しくはお調べください。

 

次回は、楽譜を書いてみよう的なことについてです。

よろしくお願いします。